iPhoneとアンドロイドをテストしています。
従来のケータイやウインドズモバイルとの大きな違いはデータという概念がないコトだと考えています。
従来のケータイは未だにディレクトリ型のデータの扱い、つまりフォルダやアプリが全面に出ないよう管理して来ました。
しかしソーシャルの時代が来ている今、それらのウインドズモバイルは多機能もあいまってわかりづらくなって来ています。
機能がそのママアプリであるiPhoneやアンドロイドはデータの扱いがアプリ間で連携するようになって来ました。
やりたいコトが見えてるコト。むしろ簡単なのではないかと。
実はそのコトがこのiPhone普及に拍車がかかっている大きな原因ではないかと考えています。
私たちは今iPhoneやアンドロイドで「がんばらない」コンセプトの仕掛けを研究しています。
機能の多さを「がんばり」を強いて使いこなさせる、なんていう時代は終わった。
そう実感しているのです。
-- @iinalabのiPhoneから書き込んでいます。
2009年10月6日火曜日
フランスと鈴鹿。スポーツをめぐる文化。
今年フランスで@tour_sanspoIINAとして産経デジタル様の協力のもと、twitterでのツールドフランス生中継に挑みました。(この顛末は今まとめています。書籍化したいのですが、出版社の方よろしくお願いします(笑))
そして先週の土日は鈴鹿サーキットで@IINAlabとしてつぶやく実験をしました。
twitterとは直接関係ないのですが、
フランスと鈴鹿。サイクルスポーツとモータースポーツ。
仏日の文化差を強く感じました。
日本ではスポーツの商業化がいけないことのような節があります。
しかし、私の見たツールはとても商業的ではありますが、田舎の観光促進も担い、しかも教育的な配慮もなされているというぎりぎりのバランスをとっていました。これがヨーロッパがスポーツを支える基盤であるということを感じた次第です。
お金がないとスポーツが成り立たないのも事実です。そしてプロモーションをしないと人が集まらない。
しかし彼らは「スポーツありき」にその後付けとして商業を成り立たせているように思えました。なぜなら見に来る人々がツールを本当に誇りに思っているからです。
そのためでしょうか、日本では成立しない公道レース、そして都市のすぐ近くのコースも整備されています。それだけ人々の中でスポーツと商業が矛盾なく両立しているわけです。
鈴鹿は、少し言い過ぎかも知れませんがモータースポーツ振興のために人工的に観光化された都市です。日本ではモータースポーツは、TV放映権や宣伝効果も含めた産業として位置づけられているように思えます。まず、ヨーロッパと比較して身近に触れる場所が圧倒的に少ないのです。
それでも鈴鹿の人々は「レースの街鈴鹿」をとても誇りに思っています。
4年前、F1は一旦富士スピードウェイに移ることになりました。
私は地元鈴鹿のマーシャルの方と話しました。
「また鈴鹿できっとやりますよね?」
「絶対鈴鹿でやりますから、僕らはそう信じてます!」
日本は(おそらく米国も)極端にスポーツを見ることに対して敷居が高い印象があります。
それらは特別視され、商業化され、産業化されすぎているためではないかと思います。
モータースポーツも、サイクルスポーツも、より生活を豊かにするものとして身近にな存在であること。オリンピックを開催するまでもなく、地元や地域を愛する手段としてのスポーツというのは実際有る。いやヨーロッパではそうなのではないかと、感じたのでした。
2009年10月1日木曜日
さえたやり方なんてない。あるとすれば段々そうなるだけ。
Waveの場合のGoogleのやり方、つまり相当な初期段階から世に問うという姿勢は、デベロッパやユーザの反応を見たいからだ。その点では、Twitterも同じだ。最初のころのTwitterは、ステータスのアップデートを提供する単純でおまけ的なプロジェクトだった。ユーザやサードパーティのデベロッパたちがそのまわりにコミュニティを作り始めてから、相当違うものへと変身していったのだ。
http://jp.techcrunch.com/archives/20090930google-wave-there-will-be-backlash/
テックチャーチからの引用です。
Webサービスは隙があるぐらいがいいんではないかと思います。
大事なのは足し算より引き算。
ここがゲームとネットコミュニティやサービスの決定的な違いです。
あ、これもいいね。あれもいいね。と機能を足していくというのは簡単です。
コストを考えなければどれだけでもできる。
みんながそれぞれの思いもしない使い方を発明して生活の一部分になる。
IINAlab社長のくちぐせは「毎日つかってもらえるものを作りたい」です。
身内ホメで失礼しますが、技術にはからっきし弱い弊社社長ですがいいセンいってます(笑)
そのための引き算加減。みんなが足してくれて大事なものがのこっていく。
IINAlabもみなさんにドつっこみされるようなサービスを心がけます(決してMではありませんw)
IINAlabができたワケ(1)
どもIINAlab工場長です。twitterは@iinalabです。よろしくお願いします。
今日から日誌をつけます。本社に宣言してしまったので、そういうことになりました。いや自分から言い出したんですけどね。
徐々にIINAlabから情報発信をしていきたいと思っております。
んで、IINAlabってなんですか?ということですが、ひとことで言うと「夢想企業」です。
夢を実現しましょうよ、みたいな。
あと資本主義っていうか会社主義みたいなものを越えてみたいな、という願いも入っています。
今は小さな所帯でIINA株式会社(http://www.ii-na.jp)が親会社です。
で、できたのは今年の春。
工場長である私はそれまでスランプ気味でして、フリーをやったり会社を辞めたりフラフラしていました。もう会社つくるか大企業専属のコンサルやるかみたいな感じだった訳です。
もう6年ぐらい付き合いのある転職エージェントさんから電話をいただきまして、
(でも一回もそこで転職したことはないんです。すいません。)
そんでその転職エージェントがいい人だったので、IINAに会う気になったわけです。
転職エージェントって大体マッチングして右から左の商売じゃないですか?(笑)
いや実際、どことは言えないけど実際、機械的にマッチングしているところも多い(笑)
転職は圧倒的に人づてが多いそうですし、エンジニアとか専門職の場合は実力を知ってもらう必要があるので尚更エージェントには頼りたくないですよね。分かります。
んで、社長が私より若くてなんてったってIINA株式会社、平均年齢26歳ですよ。
もうオサーンである私には無理。無理。もう無理だとおもったんですけどね。
なんでもラボやりたいとな。ふむふむ。
ラボってかなり実験的でもいい?
かなり変だけどいい?
どっちかというと不思議系のキャラだけどいい?
などと確認をしまして。
さらに若い副社長の『僕ら稼ぎますから、面白いことやってくださいよ』の
ひとことでケテーイ。もうメロメロ。
もちろん稼ぐよ。黒字大事。赤字はダメですよ。
というわけでIINAlab誕生とあいなりました。
専門分野は広い意味でのモバイル。
移動する人でネットコネクテッドな人はみんなモバイルね。
家ん中でもベッドと居間の違い。これもモバイル。
シチュエーション、場所、時間なんかを意識したモノヅクリの場所。
新しくって社会的に意味のあるものをツクルこと。
こんなミッションで今せこせこと仕事をしています。
随時研究員を募集してます。
フリーランスでもバイトでもインターンでもOK。
もうけたらやまわけ。もうかんなかったらそれなりに(泣)。
働いた人にはちゃんと。遊びに来た人にはお茶菓子ぐらい。
(広くゆるーい意味で(笑))Googleをこえようぜ!
連絡はiinalaboratoryアットマークgmail.comまで。
興味はあって、なんもできないけどモバイルでただ遊びたい人も(忙しくないときはね)大歓迎ですよ。
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